夏の過ごし方(暮らしの省エネ編)

機械設備
2025/06/11

こんにちは、エイト設計です!

大通公園でのYOSAKOIソーラン祭りも終わり、夏に向けて暖かくなってきましたね!
北海道のあるメディアで、道民に「好きな季節は?」と聞いたアンケートでは、

1.春🌸 4,962人 50%(1位)

2.夏🎆 2,468人 23%(3位)

3.秋🎃 2,475人 24%(2位)

4.冬🎄 400人  3% (4位)

と、圧倒的に春を選ぶ人が多かったようです。

夏は最近の暑さで寝苦しい、という理由で順位を落としてしまっているようです。通勤時や外出先で周囲を見ると、家に冷房を設置している方も多くなりました。冬には暖房費、夏には冷房費と、北海道に住む上でどんどん出費が多くなっています。

今回は、設備設計事務所が教える省エネ(電気代の節約)の方法をご紹介します!

まず冷房をつけて部屋が涼しくなる理由は、簡単に言うと【部屋の熱】を【エアコンの室内機】に熱移動させて、外に熱を追い出しているからです(暖かい手でキンキンに冷えた缶ジュースを触ると手が冷たくなる現象です)。
室内機には【熱交換器】という部品があり、建物の外に設置している【室外機】で作り出した冷媒が熱交換器を通して部屋に冷たく心地よい風を送り出します。

実は、冷房機器をしっかりお手入れすることで省エネ化や電気代を節約することができます!
夏が始まる前、使用中は以下の項目をチェックしてみてください!

□室内機にあるフィルターを掃除しましょう。
(エアコンを使い始めたら2週間に1回のこまめに掃除がベスト!)

□室外機の吹き出し口をふさいでいないかチェックしましょう。
(物を置いてしまうと空気が通りにくくなり、せっかく追い出した熱風を吸い込むことで余計な電気を使ってしまいます!)

□室外機に直接日光が当たらないようにしましょう。
(メーカーによりますが、吹出口から1~2m離れたところに、吹き出し口をふさがないようテントみたいによしずを置くといいそうです!)

□リモコンでの風量設定を自動にしましょう。
(最近の機器は最も効率が良く快適に過ごせる風量調整をしてくれています)

□扇風機等を併用して温度ムラを少なくしましょう。
(扇風機は消費電力が少なく、冷たい風をさらに遠くに送ることで設定温度を下げずに広いスペースを冷房できます)

□エアコンの電源をこまめに切るのをやめましょう。
(意外なことに、部屋が涼しくなったらエアコンを止め、暑くなったら再びスイッチを入れるというのは逆効果なことが多いです! ※外出時は切りましょう!)

夜寝るときや朝方に冷房をつけずに過ごす方法として、ベランダやアスファルトに打ち水するという昔ながらの知恵もあります。水を撒くと涼しさを持続させることにつながります。特に気温が下がり始めている夕暮れは打ち水との相乗効果で涼しさを感じやすく、おすすめです!