建築意匠設計とは

建築意匠設計

「建築物」の設計を行う上で意匠設計の役割とは、建物の外観と内観について「意匠性(空間の美しさ)」「機能性(使いやすさ)」「安全性(防火・避難)」「調和性(都市との関係)」を考慮しながら「建築物」をデザインすることです。
具体的には「基本設計」と「詳細設計 (実施設計)」があります。

基本設計

施主様からの要望をヒアリングし、建物の大まかな見た目や間取りを平面図・立面図・パース図などで作成。予算内に収まる施工ができるか、建築基準法に違反していないかも確認します。

詳細設計 (実施設計)

基本設計で決まった建物の方向性から、さらに細かい設計図を作成。デザインの決定と使用する内外装材などの建築材料の選定とその納まりなど、建物を創っていく上で必要なすべての情報を図面に表現します。

建築意匠設計

エイト設計の建築部の特徴

1実績の豊富さ

母体が設備設計事務所であるため、設備を中心とした建築設計の実績が豊富にあります。国交省の開発局・防衛省・各市町村などの官庁物件、オフィス・工場・福祉施設など幅広い施設の設備設計に付随して自ずと建築部の業務も守備範囲も広がっています。

2ワンストップの広がり

設備のことで相談したとしても、建築全体のことを我々建築部と共に解決することができます。「新築設計」はもとより、昨今ニーズが高く特に設備改修が要となる「改修設計」において、意匠設計との掛け合いの元、培った設備設計の知識を活用し構造設計などとも連携を取りながら、必要な情報を素早く提供できるように心掛け、お客様に最適な企画・設計をご提案します。

3専門としての提案力

建築・設備のすべての分野を自社内で取り扱うことができるため、質の高い設計提案を供給することが可能です。デザイン要望について実現がむずかしい場合は、構造や設備の知識を活用して解決方法を模索します。
また、表現・提案ツールとして既に当たり前となっている様々な設計CAD(2次元・3次元で製図を行うツール)や、今後普及が加速化してゆくBIM(建物の設計・施工・維持管理まで一元利用な情報管理ツール)などのDX(デジタル技術)を駆使して提案を行います。

4品質管理

携わる施設の設計品質を高めるために、建築部内でも担当者と設計者・設計補助者・上長の二重三重のチェック体制を構築しております。工事施工段階においては、設計担当者が工事監理部と共同で現場監理に携わることでより良い建築物の完成へと導くことが可能です。

5クライアントと共に

お客さまのご要望を設計に落とし込めるように、意匠・設備と一丸となった丁寧なヒアリングを心がけております。その上で幾度かのフィードバックを経て、お互い納得のゆく答えを探していきます。今後も私たちが得意とする設備設計を中心に、ご依頼頂いた皆様に貢献していきたいと考えております。