雪と発電

電気設備
2026/10/05

こんにちは。エイト設計です。
今日は電気設備部の投稿です。

10月に入り、札幌は一気に肌寒くなりました🍂
先日、大雪山系 旭岳では初冠雪も観測されました。
北海道の秋は短く、雪虫も見かけるようになり…もう冬が近づいていますね!

今日は「雪発電」についてのお話です。

降る雪に触れるだけで発電する装置があるのをご存知ですか?
一見すると嘘のような話ですが、
これは下敷きで髪の毛をこすると起きる「静電気」と
同じ仕組み【摩擦帯電】を利用した画期的な発電装置です。

米国のカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などの
研究チームが開発し、「Snow-TENG(摩擦帯電型ナノ発電機)」 と名付けられました。

なぜ雪が降るだけで発電するのか?

空から降ってくる雪は、自然界の中でプラスに帯電しています。
パネルの表面に電子を引きつけやすい
マイナスの性質を持った「シリコン(合成ゴム)」を貼り付けておくと、
プラスの雪がマイナスのシリコンパネル当たったり、表面を滑り落ちたりした瞬間に静電が起き、
それが電気エネルギーとして回収されるからです。

この技術は太陽光パネルの弱点「雪に弱い」を克服することができ、
「晴れている日は太陽光」・「雪が降っている日は雪の摩擦」で
24時間体制のハイブリッド発電が可能になります!

ただし現在の発電量は 1平方メートルあたり0.2ミリワット程度と非常に微弱なため、
スマホ充電や家庭の電気をまかなったりするにはまだまだパワーが足りません。

現在は「発電効率をどこまで高められるか」の研究が進められています。

我が家も太陽光パネルを屋根に設置していますが、
冬の間は積雪のため発電ができません💦

北海道にぴったりのこんな夢のような技術があるとは・・✨

雪国に暮らしている人たちからすると雪は厄介者扱いされがちですが、
エネルギー資源として活用することが出来たら素晴らしいですね。