火災報知設備とは

電気設備
2024/07/23

こんにちは、エイト設計です。

野外でのアクティビティが楽しい季節になりました🌞
花火大会やバーベキュー、キャンプ、渓流下りパラグライダーなど様々な催しや体験ができるので、気付けば予定が埋まっているということもあるのではないでしょうか。

この時期は特に火を使うことが多いと思いますので、今回は火と関係の深い設備をご紹介したいと思います🔥

火災が起きた際の避難に必要な設備として【火災報知設備】というものがあります。
火災報知設備は感知器・中継器・受信機・発信器で構成されており、出火を感知し中継器を通して受信機に伝え、受信機から音響装置を介して火災が起きたことを知らせ、避難を促す仕組みの設備となります。

特に重要な出火を感知する感知器は大きく分けて熱・煙・炎の3つに分かれています。

熱を感知するもの・・・差動式スポット型感知器・定温式スポット型感知器など

煙を感知するもの・・・光電式スポット型感知器・光電式分離型感知器など

炎を感知するもの・・・紫外線式スポット型感知器・赤外線式スポット型感知器など

これらを部屋の環境(水蒸気が大量に滞留する場所や著しく温度が高くなる場所ではない等)、高さや面積などの設置基準を守って設置することで、出火を正しく検知できるようになります。

火災時に必要な設備は他にもありますが、どの設備においても消防法令や建築基準法令を遵守して設置していく必要があります。
もちろんなにも起こらないのが一番ですが、万が一何かあった際に皆様の安全を守れるよう、エイト設計ではこれからもしっかりと設計していきます!